2019年4月18日(木)公演 乃木坂46 4期生初公演「3人のプリンシパル」の公演日報をお届けします!
☆第二幕出演者
ロミオ:賀喜遥香
ジュリエット:掛橋沙耶香
それ以外ぜんぶ:田村真佑
※各役の立候補者
ロミオ:賀喜遥香、早川聖来(2人)
ジュリエット:掛橋沙耶香、金川紗耶、北川悠理、柴田柚菜、清宮レイ、矢久保美緒(6人)
それ以外ぜんぶ:遠藤さくら、田村真佑、筒井あやめ(3人)
11公演目を迎えた4期生の初舞台『3人のプリンシパル』。本日はジュリエット役に過半数の6人が立候補。それ以外ぜんぶ役を遠藤さくら、田村真佑、筒井あやめの3人で競い、ロミオ役は賀喜遥香と早川聖来の一騎打ちとなった。
演技審査では、ジュリエット役に名乗りを上げた6人がそれぞれ個性の異なるジュリエットを実演。掛橋沙耶香は演技審査を始めたところで涙があふれるも、感情をセリフにぶつけ、悲劇のヒロインらしさが強調された演技を見せる。それとは対照的に、金川紗耶は笑顔でいっぱいのジュリエットになりきり、初めてジュリエット役に立候補した矢久保美緒はまるで駄々っ子のような動きで観る者をクスリとさせた。
そして、第2幕に出演する機会の多い賀喜と早川だが、意外にもロミオ役を競い合うのはこれが初めて。ストレートで力強い男役になりきる賀喜と、アドリブを加えた感情豊かな早川という好対照なロミオ役を演じてみせた。
自己PRの場面ではいつも以上に感情が込み上げて涙するメンバーが多く見受けられたものの、結果発表時には全員が晴れやかな表情でステージに立つ。こうした激戦を経て第2幕出演を決めたのは賀喜(ロミオ役)、掛橋(ジュリエット役)、田村(それ以外ぜんぶ役)の3人。賀喜はこれが4度目のロミオ役、掛橋は4月12日公演以来2度目のジュリエット役、そして田村はこれが初めてのそれ以外ぜんぶ役となる。
第2幕を終えたあと、ミニライブ時に感想を求められた3人。賀喜は「稽古のときからずっと聖来と練習していて、お互い相談しながら一緒に頑張ってきました。だけど、今日は『私、出ていいのかな?』と不安で。でも、2幕が終わってから聖来が『良かったよ』と言ってくれたので、やれてよかったです」と涙ぐみながら思いを吐露する。すると、隣にいた掛橋も泣きながら「今日、最初に泣いちゃったのは、ただ単に自信がなかったから。正直、泣いたから選んでもらえたのかなって、素直に喜べなくて......でも、よく遊んでくれるはるちゃん(賀喜)とまゆたん(田村)が一緒にやってくれたから、間違っちゃったけど、不安はあまりなくできました」と語り、田村も「今日が2回目の第2幕。この2人(賀喜、掛橋)がいたから、この3人だからこその素敵な舞台がやれたと思います」と続けた。
『3人のプリンシパル』も残すところあと3日。平日公演は明日19日が最後となる。日々さまざまな組み合わせの「ロミオとジュリエット」が演じられてきたが、この先どんな組み合わせが生まれるのか、楽しみにしておこう。
(文:西廣智一)
■乃木坂46 4期生初公演「3人のプリンシパル」
http://www.nogizaka46.com/principal/4th/