2017年5月25日から7月17日にかけて、東京・帝国劇場で上演されるミュージカル「レ・ミゼラブル」に生田絵梨花が出演。この舞台の新キャストお披露目会見が11月25日、東京都内で行われました。
「レ・ミゼラブル」は1987年の日本初演から来年で30周年を迎えるミュージカルの金字塔的作品。コゼット役を演じる生田をはじめとする新たなキャストが加わり、さらにパワーアップした30周年記念公演が上演されます。
会見に登壇した生田は、「小学生の頃から何度も観ている大好きな作品なので、ここに立てていることをすごく嬉しく思います。舞台に出てお辞儀するときに、ちょっとフラッとしてしまうぐらい緊張していたんですけど、今日(出演者の)皆さんとお話ししてとても温かい素敵な方々ばかりで、また大先輩方にもこれから会っていきますので、たくさん背中を見て学びながらレミゼの世界に溶けこめるように頑張りたいと思います」と緊張気味に挨拶。続いて記者から「レ・ミゼラブル」のオーディションを受けた理由を尋ねられると、「初めて観た小4ぐらいのときは、まだ自分があのステージにという想像はまったくしていなくて。本当に雲の上のような、圧倒される舞台だったんですけど、中学生ぐらいからだんだんとコゼットに心が動くようになって、『私もいつか、あの役を演じたい』と声楽を始めて、夢から目標にしてずっとやってきました。今回がオーディション初挑戦だったんですけど、(合格して)とてもびっくりしています」とこれまでの経緯を話しました。
また、オーディションで印象に残っていることとして「『あなたは本当に楽しそうに歌うんだね』と言ってもらえたのをすごく覚えていて」と答え、「これから勉強しなくちゃいけないことや、プレシャーもいっぱいあると思うんですけど、楽しむことを忘れずに、コゼットの"光のような存在"みたいに頑張れたらいいなと思っています」と意気込みを口にしました。
さらに、アイドルグループの一員として活躍する中で舞台やミュージカルに挑戦しようとする原動力は何なのかと質問されると、生田は「もともとこの世界に入ろうと思ったきっかけは、先がミュージカルでして。小学校低学年ぐらいに初めて観たのをきっかけに、そこを目指すようになったんです。だからアイドルになりたいと思って入ったというよりは、ミュージカルや舞台が好きというところからアイドルに、気づいたらなっていたんです。そこから、乃木坂で活動していく中でも『レ・ミゼラブル』に出たいという思いは、なくなるどころかますます強くなっていって。やっぱりやりたいことはこれだと、いろんな活動を通して再認識することができたし、そういう経験も自分を後押ししてくれました」と回答。そこから生田を起用した理由を製作陣に尋ねると、代表して司会者が「当初から生田さんはコゼット役のオーディションを受けていましたが、スタッフ側からするととにかく面白いオーディションだったと。当初はかなり緊張していて硬くなっていたようですが、外国人演出家から指導を受けていくうちに動きや表情がどんどん豊かになって、その変化にスタッフ全員が大きな可能性を感じた。その変化が、劇中でコゼットが少女から大人へと成長していく姿に被って見えたことから選びました」と説明しました。
2017年5月25日からスタートするミュージカル『レ・ミゼラブル』のチケット一般発売は、5・6月公演分が2月25日から、7月公演分が3月4日からスタート。なお、本公演開始に先駆けて5月21日〜24日にはプレビュー公演も実施されます。
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